「炭の家は、炭でできているのですか?」
1階と2階の各床下に合計1トンの炭を設置しています。
「どうして炭の家は、空気がキレイなのですか?」
外気を炭の層へ通してから、室内に吹き出す換気システムを設置しているので、24時間いつでも新鮮でキレイな空気に包まれているのです。
「カーボンエアクリーンシステムって、何ですか?」
炭の家独自の換気システムです。外気を強制的に給気し、床下に設置した炭の層を通して、浄化された空気だけを室内に届けます。シックハウス対策には、新鮮な外気を直接室内に取り込む方法が最も効果的と言われています。
「炭の家で、具体的にどんなことを実感できますか?」
感じ方には個人差があると思いますが、次のような効果を実感されるはずです。
(1)キレイな空気、(2)最適な湿度、(3)防塵効果、→防腐効果、(4)リラックスなどマイナスイオン効果、
(5)消臭効果、(6)遠赤外線効果などです。
「シックハウスの原因となる有害物質室内濃度が0.01ppm未満と言われてもピンときません。他社と比べてどうですか?」
他社の数値と比較してみれば一目瞭然です。炭の家の有害物質濃度は限りなくゼロに近い状態です。また、厚生労働省が基準値と定める数値を大きく下回っています。「有害物質は、どこから発生しているのですか?」
住宅の建材の他にも、家電製品、化粧品、洗剤、殺虫剤など身の回りのあらゆる生活用品が発生原因です。これらは、私たちの生活を便利にするもので完全には取り除けないのが現状、さらに、住宅の高断熱高気密化が進み、暖かさが逃げづらくなり、換気の重要性が叫ばれているのです。
「汚れた空気は、どんな成分が含まれていてどんな害があるのですか?」
シックハウスの代表的な原因物質はホルムアルデヒドで、目やのどの痛み、頭痛などを引き起こします。その他に、独特の臭気でめまいなどの健康障害を引き起こすVOC(エチルベンゼン)やアセトアルデヒド、トルエンなどがあります。
有害物質名 | 主な用途 | 主な症状 |
ホルムアルデヒド | 接着剤・防腐剤・合板 | 目、のどの痛み、頭痛など |
アセトアルデヒド | 接着剤・防腐剤 | 目、のどの痛みなど |
トルエン | 塗料用溶剤・接着剤・油性ラッカー | 疲労、めまい、体力減退、不眠など |
キシレン | 塗料・接着剤・芳香剤・ペイント | 疲労、めまい、体力減退、不眠など |
エチルベンゼン | 塗料用溶剤・接着剤 | 目・鼻・のどへの刺激感、めまいなど |
スチレン | 断熱材・接着剤・ケミカルアンカー・ゴム合成原料・畳 | 粘膜の炎症など |
「炭の家は、外気の花粉も防ぐことができるのですか?」
換気システム内に花粉フィルターを装着していますので、ご安心ください。また通常の花粉フィルターより、さらに高性能フィルターをご用意することも可能です。
「炭の家の換気システムのランニングコストは?」
電気代が1ケ月400円程度です。
「炭の家の換気システムは、お手入れが必要ですか?」
性能維持のために、月1回のフィルター清掃が必要です。フィルターは床下にあり、掃除機で吸い取るだけで簡単です。一般的な換気システムは天井や壁に設置されていることが多く、手入れが面倒、また、ダクトを使用しているので、ご自身で清掃するのは難しく、業者に頼むと費用は20万程かかります。その点、炭の家はお手入れ簡単でかつ経済的です。
「炭の取り換えや、洗浄の必要はありますか?」
取り換えや、洗浄の必要はありません。北海道大学の検証では、日本住宅性能表示基準である0.08ppmのホルムアルデヒドを毎日放出したとしても、炭の家で使用している炭の量なら、38年間吸着できる性能が試算されています。 ※炭の家のホルムアルデヒドは0.01ppm未満ですので 38年×8倍=304年と考えています。
「換気システムの機械音は、気になりませんか?」
個人差はあると思いますが、日常生活を行う上で支障となるような音は出ません。念のため、設計の際、寝室付近には設置しないなど配慮しています。
「外気を取り込む際に、雨や雪が入ってくることはないですか?」
大丈夫です。風向きを考慮し、強風でも雨や雪が入り込まないよう給気経路を設計いたします。
「もし火事になったら、炭の家はどうなりますか?」
家そのものは、不燃材料を使用しているので、火事になりにくいのが特徴です。また、炭は、キャンプの“炭おこし”をイメージしていただくとわかりやすいのですか、引火しづらいのが特徴です。
「炭は、なぜ空気をキレイにするのですか?」
炭は、木や竹を炭化させたものですが、この部分には微小な穴がたくさんできています。その穴に空気の中の水分や、有害物質などが吸着されるのです。水分は空気の湿度調整に役立ち、有害物質は強く吸着。結果、空気がキレイになるのです。
「炭の家のような換気システムと置き炭では、効果に違いがありますか?」
炭の吸着効果を最大限に生かすには、炭と有害物質をできるだけ接触させることが必要です。空気清浄作用や健康作用を期待するならば、住宅の構造空間に炭を設置し、換気システムを併用して炭と空気を接触させること。
炭の中を空気が流れるような仕組み、つまり炭の家のような換気システムの役割が重要なのです。炭1トンのカーボンエアシステムは、炭の機能を十分に活かしたシステムのひとつであると言えます。
「炭の家にはマイナスイオン作用があるそうですが、炭の家にはどれくらいマイナスイオンがあります
か?」
北海道大学大学院教育学研究院とホーム企画センターとの連携によるマイナスイオン測定の結果、炭の家のマイナスイオン比率は、那須高原と同レベルで53%という高い比率を検知、炭の家が、自然界にきわめて近い状態であることを示しています。
「炭の家は一般の住宅に比べて、マイナスイオンが多いのですか?」
一般の住宅ではプラスイオンが圧倒的に多く、マイナスイオン比率は全体の20%程度。それに対し、炭の家は53%という高い比率を検知しています。
「マイナスイオン作用のある炭の家では、どんな効果を実感できますか?」
ホーム企画センターの炭の家入居者アンケート調査によると『室内で爽快感を感じる』『風邪を引きにくくなった』『アレルギー反応を起こしにくくなった』などの声が多数寄せられています。
「マイナスイオンは、リラックス効果もあるのですか?」
個人差もありますが、あると思います。炭の家の空気イオン環境が、人体の生理作用の及ぼす影響について実験を行いました。5名の被験者に広さや内装を統一した2つの部屋で約60分間過ごしてもらい、実験前後の唾液、血液、脈拍、自律神経バランス、心理状態を検査するというもの。この実験から、炭の家と同じ換気システムを搭載した部屋の方が、ストレス軽減、拡張期血圧および脈拍の低下、副交感神経の活発化などがみられ、心理テストでもリラックス感が増して不快感が低下した人が多いという結果が得られました。
「シックハウス症候群には、どんな予防法がありますか?」
シックハウス症候群の一つである科学物質過敏症は、いったん発症してしまうと、たとえ低濃度でも身近な化学物質に反応しやすくなってしまい、それが一生続くケースもあります。日頃から有害物質に触れない心がけが大切です。それだけに、長く暮らす住まいの空気環境はたいへん重要。シックハウスを解決する真の健康住宅を考えるうえで、炭の吸着作用によって有害物質を除去する炭の家は理にかなっていると言えるでしょう。